2017/08/14
3歳未満の子どもの偏食(食べ物の好き嫌い)
離乳食が終わって3歳になるくらいまで、食べ物の好き嫌いが多くなる子どもは少なくありません。
形が残る野菜は一切食べられず、極限のみじん切りにしてもちょっとでも匂いがすれば、敏感に反応してまったく口にしなくなってしまうなんてことも珍しくありません。
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それでもまだ、白米、麺類、肉、魚、納豆などでも食べることができればまだしも、酷いときは、それらさえも口にすることができず、白いご飯にふりかけをかけて食べるのが精一杯ということもあります。
親御さんの立場では、「こんなひどい偏食では、身長を伸ばすことどころか健康を害するのでは?」と心配が尽きないことでしょう。
どうやって改善するか途方に暮れてしまいそうですね。
他にも、ひと口でも食べなければ食事を終わらせないとかたくなになってしまうお父さん、食べたいものを食べられないと甘やかしてしまうおじいちゃん・おばあちゃん、そしてそんな家族と子どもの間に挟まれてオロオロするお母さん。みんな、お子さんのことを心配している気持ちは変わらないんですけどね。
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そもそも偏食の原因は何かといえば、離乳食の失敗ということもありますし、管理栄養士の幕内秀夫先生によると、子どもは目、鼻、口で食べ物の安全性を見極めて食べる食べないを判断しているとのことです。
具体的には、苦い野菜や香りの強い野菜は、野菜自身が身を守るために捕食者にとってはある種の毒であったり、酸っぱい野菜は腐っている等です。
こういった原理がありますので、“バランスの良い食事”を理想にしても無理強いをし辛い部分もあります。
結局は、親御さんはあまり神経質にならず、お子さんの健康状態や成長具合を見つつ、経験豊富な保健師さんに適時相談していくことが解決への近道です。
(管理者コメント)
管理栄養士さんに監修していただいたメニューをご紹介しています。
もし、牛乳嫌いのお子さんなら牛乳嫌いの子でも身長が伸びる献立に朝食と夕食を7日間分ございます。
もし、魚嫌いのお子さんなら魚嫌いの子でも身長が伸びる献立に朝食と夕食を7日間分ございます。
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