背が低いという事で学ぶ事が沢山あります

高校生:女子、高校1年生の身長146cmから152cmに。

私が高校一年生になった時点での身長は146cmでした。

現在30代ですが、152cmです。

今は身長の事は気にしないで、楽しく生活しています。

身長が低いという事は、メリットもデメリットもあります。

それは大切な個性でもあります。

あなたがあなたでいる為の背の高さという事になります。

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小学生の頃から背の低かった私は、背の順では大体2番目でした。

中学二年生の時に、とうとう、1番目になりそうになった事があります。

中学生の背の伸び盛りの時です。

夏休みを終え、学校に向かうとビックリしました。

1番目であった女の子の背が急激に伸びていたのです。

ピンチでした。

背の順で1番目というのは、体育祭の移動の時にみんなを引き連れ、行進をしなければならないのです。

その為の順路を覚えなければいけません。

もし間違えてしまうと、みんなの冷ややかな視線が降り注ぎます。

その為、私は絶対に1番目にはなりたくなかったのんです。

しかし、奇跡は起きました。

その秋、転校生が入学して来たのです。

その子は私よりも背の小さな子でした。

その子の登場に私は救われました。

背が低いと色んな事に悩まされる事があります。

私も思春期にはよく悩んでいました。

見た目であったり、ちょっとした事に不便を感じたりしたのです。

例えば、背が低い事で幼く見えてしまう事です。

童顔なので、特にです。

高校生になると、大人っぽく見られたいという願望が私にはありました。

しかしながら、大人っぽく見られないのです。

前髪を分けてみたり、先生にばれない程度に化粧をしてみたりしましたが、ダメでした。

しまいには、笑うと余計に幼く見えてしまうと思い、おもいきり笑う事をためらっていました。

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時に、背が低いと不便である事にも戸惑いを感じるようにもなりました。

電車のつり革に手が届かなかったり、高い場所にある物が取れなかったりしました。

シャイであった私は、人に物を取ってもらう事さえも出来ませんでした。

なので、今からでも間に合うのではないかと思い、背を伸ばす努力をし始めました。

まずは、牛乳を沢山のみ始めました。

私はアレルギー体質である為、小学3年生の頃から、給食で出される牛乳でさえも飲んでいませんでした。

しかしながら、後のアレルギー検査で、私には牛乳にアレルギー反応が無いと知り、飲み始めました。

しかしながら、努力は虚しく、背の伸びは望ましくありませんでした。

バスケットをすると良いとか、ぶら下がり健康法をすると良いとか、聞くと多少試してみましたが、続きませんでした。

これらの努力をした事で分かった事がありました。

どうしようもないという事です。

そのままを受け入れるという事がベストです。

その後は、どうしたら私らしくいられるかという事を常に考えていました。

ちょっとした工夫や考え方で、気持ちは大きく変わります。

私の場合、服はなるべくSサイズを着ています。

Sサイズのあるブランドをチェックしてあります。

でも中々見つからない時は、Mサイズも着ています。

上の服がMサイズの時は、下の服はちゃんとSサイズにするというルールも作ってあります。

上の服が多少大きくても、下の服がコンパクトにまとまっているとバランス良く見えるからです。

生地の質の良い服を着る事もおすすめです。

大人っぽくみえます。

靴は、なるべくヒールのあるパンプスや高さのあるスニーカーを履きます。

あまり歩きにくい靴は好きではないので、ヒールの高さは3?5cm程です。

気持ちの面では、私は自分が困っている時やそうでない時も、人に話しかけるようになりました。

高い場所にある物を取りたい時、自分で台を持ってくることも時には必要です。

しかし、側に人がいる時に手伝ってくれるように、気軽にお願いする事も大事だと思います。

手伝ってもらって、ちゃんとお礼をいう事が出来れば、相手も喜んでくれます。

逆に困っている人を見つけたら、気軽に話しかける事も出来るようになります。

人とコミュニケーションする事が楽しくなりました。

背が低いという事で学ぶ事が沢山あります。

これからも楽しい毎日を過ごす為には、どんな時も自分をそのまま認め、ちょっとした工夫や自分らしさを取り入れ、周りの人達に感謝していく事が大事なのではないかと思うこの頃です。

小さいという事は、人に可愛らしく思ってもらえる可能性が高いです。

人は本能的に、小さいものを愛らしく思う習性があるようです。

小さいという事は、とてもお得ですね。

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