小学生女子が気になる身長と体重そしてダイエット

女の子なら誰もが気にする身長と体重。年齢を重ねるごとに理想とする体型が変化する気もしますが小学生の女の子にとっては小柄でスリムな女性が理想の女性のスタイルなのかもしれませんね。

「小学生がダイエット?!」「ダイエットなんて必要ない!」と思ってしまいますが、テレビや雑誌などには大人が思っている以上にダイエットの情報が溢れていて情報に敏感な子供たちはすぐに反応します。また現代ではSNSなどの発達により情報も入手しやすくなっているので子供たちが知りたい情報があればすぐに知ることができる時代になっています。

しかし親からすれば、やはり子供にはご飯をたくさん食べてもらってスクスクと成長してもらいたいもの。成長期である小学生の子供にとってダイエットが本当に良いものなのか、食事面などでさまざまな制限をして良いのかなどについて考えていきたいと思います。

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小学生女子の身長と体重

小学生の時期は6年間あり、男子と女子で少しずつ身長と体重で差が出始める時期です。低学年の頃はあまり差がありませんが高学年になるに連れて少しづつ差が見られるようになってきます。また心の面でも大人へと少しずつ近づいていくので女の子は特に気にするかもしれませんね。

子供の身長と体重は幼児期に一番大きく成長が見られ、その後徐々に成長するためゆるやかに身長・体重が増加していきます。その後思春期にかけて成長が続いていくのですが心もだんだんと大人になっていくので小学生であるこの時期に「体重を減らしたい!」「このくらいの身長がいい!」と思うようになるかもしれません。

またSNSの発達によりインスタグラムなどで好きな芸能人やモデルなど憧れの存在を見つけたり、着たい洋服があったりなど理由はさまざまですが理想の身長と体重を思い描く女の子が多いのかもしれませんね。

小学生女子の平均身長と成長曲線とは?

平成27年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると小学5年生に焦点を絞ってみてみると身長平均値は138.9cmです。5歳から17歳の全体的なデータからみると身長の平均値の推移は平成6年度~13年度あたりをピークのその後は横ばいになっています。

祖父母世代の昭和35年頃から比べるとなんと20cm近く平均値が上がっているのです。なので個人だけの問題ではなく全体的に身長が伸びているので、特に落ち込んだりマイナスに捉える必要はありません。

また成長曲線といって平均値を示すグラフがありますが、必ずしもそのグラフに沿って成長する必要はなく、あくまで平均値で成長の目安なので深刻に考える事はありません。

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小学生女子がダイエットするのは危険?

小学生の女の子がダイエットとなるとやはり心配ですよね。

しかし親である自分が日々ダイエットに取り組んでいたとすると子供から「なぜ子供はダイエットしてはいけないの?」と聞かれても仕方ありません。そんな時、親としてしっかりとした情報と意見をもっておくことが必要になります。

まず、小学生がダイエットするとなると1番手軽に行えるのが食事制限です。毎日の給食の量を減らすことは簡単に行えます。

しかし過度の食事制限は成長期の子供の身体にとって十分な栄養が蓄えられず、常にエネルギー不足になり免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。

また栄養が全身に行き渡らず骨粗そ症になり骨折しやすい体質になったり、あまりにもダイエットのことを気にすると心までもが病的になってしまいます。

そして小学生の女の子にとって1番影響が考えられるのが月経です。高学年になると女の子は月経がはじまる子が増えます。女性ホルモンが多く分泌されはじめ、体つきも女性らしくなるため実際に体重は多少増加します。

しかしこの時期にダイエットをしてしまうと正常に女性ホルモンが分泌されず、生理不順を引き起こしたりして将来妊娠・出産などのママになる準備が遅れてしまうのでこの時期のダイエットは危険だといえます。

まとめ

少し難しい内容になってしまいましたが、簡単にいうとやはり小学生のダイエットはよくありません!

しかし小学生の女の子の立場になって考えてみると、憧れの芸能人やモデルの体型に近づきたかったり、好きな男の子に少しでも振り向いてもらいたかったり、女の子の友達グループで嫌われないように努力したり、とダイエットしたい理由はさまざまですがその気持ちがわからなくもないですよね。実際私たちが思春期だった頃もそう思いませんでしたか?

しかし親になった現在、子供たちが健やかに成長してもらいたい気持ちが一番だと思います。

ダイエットしたい!という気持ちが芽生えたことは成長の1つとして温かく受け止めた上で、ダイエットがなぜいけないのか丁寧に伝えましょう。

平均身長の事や月経のことなど詳しく伝えようとするとどうしても難しい内容になりがちなので、普段の会話の中などで情報を伝えていくこともいい方法かもしれません。

また「ダイエットはダメ!」と怒って言い切るのではなく、適度な運動を兼ねて子供と一緒に朝夕のウォーキングなどを行うことで、親子で会話する時間が増えたり違う楽しみが見つかるかもしれないですね。

それに正しく食事をして必要な栄養を摂れば、太ることなく身長を伸ばせる可能性もあります。もし、食事の好き嫌いがあるならこちらの献立が参考になりませんか?牛乳嫌いの子でも身長が伸びる献立、それと魚嫌いの子でも身長が伸びる献立です。

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